书名：毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー / Contrayerba in dreaming ― detox plants-history / 毒消草之梦：排毒计划历史记录
定价：458.0
ISBN：9784861528965
作者：渡邊耕一
版次：1

内容提要：

题 目：毒消草の夢 デトックスプランツ?ヒストリー / Contrayerba in dreaming ― detox plants-history / 毒消草之梦：排毒计划历史记录

作 者：渡邊耕一

出 版：青幻舍，2022

装 帧：精装，160页

尺 寸：30.3*22.7 cm

 

 

Watanabe Koichi investigates the ‘contrayerba’ plant, a mysterious medicinal herb with anti-poisonous properties that is no longer in use. Spanning a history of 500 years, he traces the movement of this plant through Europe, America, and Asia. First mentioned in Dutch books from the Edo period, Koichi noticed that many plants with the same name appear and disappear over time. He explores how people use plants as medicines, and ends his journey and book in a forest where the plant grows wild. Included is a text by author Anna Tsing, a professor of anthropology at the University of California, and co-director of the Aarhus University Research on the Anthropocene.

 

“商品”として世界中で取引された

謎の薬草?コンタラエルハを求めて、

人々の希望と欲望が世界を横断する。

江戸末期の蘭方医学書にその記載を残す昆答刺越兒發(コンタラエルハ)。毒消草を探し求める人々の希望と欲望が世界を横断する。15世紀から現代に至る500年におよぶ時間とヨーロッパ―アメリカ―アジアを結ぶ広大な空間を越える旅の果てに辿り着いた人と植物との真の共生のすがたとは―?

 

昆答刺越兒發(コンタラエルハ)という名前は、スペイン語の「コントライェルバ」に由来する。コントラは「(毒を)無効にする」、イェルバは「草」。つまり「コンタラエルハ」は「毒消草」だったのだ。今は使われないこの薬草の痕跡を辿ると、同じ名前を持つ幾つもの植物が現れては消え、香辛料や薬として世界中で取引される「商品」としての植物の資源化が浮き彫りになる。

 

徹底して植物を追い求めることで、自然と対峙し、共生することを思考する著者による異色の写真集。